もくじ
基本情報
- 色: 青、白
- 屈折率: 1.523~1.529
- 化学組成: (Na、Ca、K)8Al6Si6O24(Cl2、SO4、CO3)
- 硬度: 5.5~6
- 密度: 2.55~2.65
- グループ: 三方晶
- 産出場所: イタリア、アフガニスタン
地球の地殻の75%近くを占めている
カンクリナイト/テクトシリケート(テクト珪酸塩)のカテゴリーに属し、
ソーダライトグループの仲間です。
へき開性という鉱物特有の性質みたいなものがあって、
このアフガナイトはその性質が「完全」というものにあたります。
すなわち、「こつん」と衝撃を当ててはいけない方向に当ててしまうと、
「パカっ」と割れてしまうのです。
出どころ
1968年にアフガニスタンのラピスラズリ鉱山で発見され、 その国にちなんで名付けられました。 ラピスラズリと鉱山鉱脈で取れますが、 ラピスラズリに対して圧倒的に産出量が少ない石です。

アフガナイトの細かい結晶群
画像のように、細かい結晶が岩の表面に付着して、結晶自体の成長が比較的小さいため、
内包物の少ないカット石になると、なかなか1ctを超えるものはありません。
ソーダライトやラズライトなどと一緒に採掘されますので、
混同されることの多い宝石でもあります。
現在では、アフガニスタンだけでなく、
ドイツ、イタリア、パミール山脈、タジキスタン、
シベリアのバイカル湖、ニューヨーク、ニューファンドランドの近くからも
採掘はされていますが、これも少量です。
どのレアストーンでもいえることですが、透明度の高いものはどうしても小さくなります。
しかし、色味や内包物を楽しむのも石の醍醐味だと考えます。
見どころ
ラピスラズリ自体が様々な鉱物が混合した石ですので、
このアフガナイトもラズライトを内包したり、
その逆であったり、様々なバリエーションの内包物が、楽しめる石であったりします。
サファイヤにも似た深みのあるブルーが特徴的で、サファイアの硬度の違いから、
そのブルーは落ち着いた独特の色合いを持ち、ブラックライトで蛍光します。
在庫紹介
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魅惑的なレアブルーカラー アフガナイト
クリックすると拡大画像が見れます。 0.412ct 魅惑的なレアブルーカラー アフガナイト(日本宝石科学協会ソーティングメモ付) 魅惑的なサファイアブルーカラーのレアストーン天然アフガナイトの宝石ルー ...
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