ラリマータイトル

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ラリマー larimar

基本情報

  • 色:青、青緑、紫、または無色
  • 屈折率:1.6前後
  • 化学組成: NaCa 2 Si 3 O 8(OH)
  • 硬度: 4.5~5
  • 比重: 2.84~2.90
  • 結晶系: 三斜晶系
  • 産出場所: ドミニカ共和国

ラリマーは実際には岩石であり、複数の鉱物で構成されていますが、

ほとんどがペクトライトで構成されています。一般的にラリマーの商品名で販売されています。

カリブ海のドミニカ共和国でのみ見られる

ケイ酸塩鉱物ペクトライトの珍しい青色の品種です。

その色は、白、水色、緑青から濃い青まで様々です。

 

出どころ

1970年代半ばにドミニカ共和国でのみ発見され、

半貴石市場で成功を収めてきました。

ドミニカには、移住した日本人が経営するラリマー専門店もあります。

ラリマー原石

ラリマー原石

青いペクトライトが最初に見つかったのは、

ドミニカ共和国の南西部にあるバラオナ市から、

さらに南西約10 kmにあるロスチュパデロスです。

ここは、熱帯雨林と青い色の鉱山の堆積物に囲まれた、

現在約2,000本ほどの垂直方向のシャフトで

穴が開けられその山腹で産出されます。

 

見どころ

その半透明のスカイブルーの色は魅力的で、

根強いファンに支持されています。

色は純白とスカイブルーからブルーグリーンの色合いに彩られ、

ターコイズのような外観になっています。

その色合いからか、現代のネイティブアメリカン

ジュエリーにも一部使用されることがあります。

パワーストーンとしての強い需要が、

日本はもちろんのこと欧米にも人気があります。

粘性が強いため少し加工が難しい宝石です。

 

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