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コンドロダイト Chondrodite

基本情報

  • 色:黄色、赤または茶色。
  • 硬度:6~6.5
  • 密度:3.16~3.26
  • クリスタルグループ:単斜晶
  • 産出場所:フィンランド、タンザニア、グリーンランド、米国

コンドロダイトはヒューム石グループに属します。

褐色の粒上で発見されるため、

これもまた、カット石にするほどの大きさは、

なかなか望めないレアストーンです。

ギリシャ語で出土する形状からか、

「粒、穀物」という意味合いを含んでいますが、

1817年にスウェーデンのムーラジェアドソン男爵によって名付けられました。

当初、セイベルトがフッ素を含む鉱物を分析していたウィリアム=マルクライトにちなんで、

マクルライトとしていました。

しかし、フッ素を最初に発見した優先順位で論争があり

最終的にはノルベルガイトと同一なものとされ、

コンドロダイトの由来とはなりませんでした。

 

出どころ

1817年にイタリアのベスビオ火山の一部であるソンマ山で発見されました。

フィンランドやマダガスカルなどで産出されます。

コンドロダイト原石

 

見どころ

穀物転じて粒という名の通り、

カットする大きさの鉱物には中々出会えない

まさにレアストーンの意味を含んだ宝石です。

黄色、オレンジ、赤または茶色、

めったにありませんが無色というものもあります。

オレンジから黄色、琥珀色した褐色系も人気があります。

 

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