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糸石

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ディオプサイド Diopside

基本情報

  • 色:淡い青みがかった緑、濃い青緑、茶色がかった緑、濃い青緑。黄緑色、黄色青緑色。
  • 屈折率: 1.665~1.730
  • 化学組成: MgCaSi 2 O 6
  • 硬度: 5.5〜6.5
  • 比重: 3.278
  • 結晶系: 単斜晶系
  • 産出場所: ロシア、イタリア、スリランカなど

日本名では、透輝石といいます。

ディオプサイドには、クロムディオプサイドと呼ばれる

クロムが豊富な宝石が比較的有名ですが、その他にもいくつかの種類があります。

 

この深緑色の石は、シベリアエメラルドと呼ばれることもありますが、

もちろん、エメラルドとは鉱物学的にはまったく関係がなく、

エメラルドは宝石であり、ディオプサイドは半貴石となります。

ダイヤモンドの鉱床の近くで発見されるため、

この石自体よりも、指標としての意味合いが強い鉱物でした。

通常、ディオプサイドの多くは宝石用にカットされています。

 

出どころ

ディオプサイドの名前は、ギリシャ語の dis「twice」とòpsè「face」に由来し、

垂直プリズムの向きを2つ変えるという意味を含んでいます。

ディオプサイドは、ブラジルのジョゼ・ボニファチオ・デ・アンドラダ・エシルバ

によって1800年頃に発見されました。

ディオプサイド結晶と水晶

 

見どころ

内包物のルチルの微細な含有物を含む緑色の「キャッツアイ」と

そのルチル針が4光線の星を生成するように整列している、

スターディオプサイドと呼ばれるものもあります。

 

他にもバイオランと呼ばれるいうディオプサイドが存在し、

マンガンが豊富な透輝石の一種で、イタリアの一部の地域で見られる珍しい青い宝石です。

色は紫から水色を呈します。

 

在庫紹介

 

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