スティビオタンタライトタイトル

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スティビオタンタライト stibiotantalite

基本情報

  • 色:鮮やかな黄色、黄褐色から暗褐色、赤褐色または緑褐色
  • 屈折率:1.55~1.69
  • 化学組成: Sb(Ta、Nb)O 4
  • 硬度: 5.5
  • 比重: 5.98~7.34
  • 結晶系: 斜方晶系
  • 産出場所: 西オーストラリア、アフガニスタン、モザンビーク、パキスタン他

ニオブ(コロンビュームとも呼ばれ、NB原子記号41の化学元素)の量が、

タンタルの含有量を超える場合、

その鉱物はスティビオコロンバイトと呼ばれます。

半透明から透明、中程度の硬さ(モース硬度5.5)で、

黄色から暗褐色、赤みがかったまたは緑がかった茶色に見え、

アダマンチン(10個の炭素がダイヤモンドの構造と同様に配置)の光沢があります。

スズ鉱山に関連した鉱脈や壁に見られます。

比較的柔らかいため、宝石よりも、

どちらかというと鉱物コレクションに見られる可能性が高くなります。

 

出どころ

モザンビークには、産出量でファセットカットできる原石のを産出してきましたが、

近年枯渇する可能性が濃厚になってきました。

他の供給源には、ブラジルと米国では特にカリフォルニア州サンディエゴ郡と、

メイン州トップシャムが含まれますが少量です。

西オーストラリアのWodgina鉱山にも、

非常に小さな原石ですが宝石素材を産出しています。

他の産地としては、アフガニスタン、ミャンマー、パキスタンなどですが、

当店では、アフガニスタンのKonar鉱山です。

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見どころ

人気の高い色合いは、なんといってもダイヤモンドの輝きを持つ、

蛍光イエローカラーでしょう。

また、比重が高くカラット数(重さ)に対して、

サイズが小さくなります。

ほとんどのスティビオタンタライトのサイズが数ミリ程度で、

0.5ctを超えるサイズでさえ、ほとんど見かけることができませんが、

小さくても鋭い刺すような輝きは、少し離れていても存在感があり、

人々を魅了して止まない超レアストーンです。

 

在庫紹介