スフェーンタイトル

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スフェーン くさび石 Sphene

基本情報

  • 色:黄緑または褐色
  • 屈折率: (1.885-1.990、)-(1.915-2.050)
  • 化学組成: CaTiSiO 5
  • 硬度: 5.5
  • 比重: 3.48〜3.60
  • 結晶系: 単斜晶系
  • 産出場所: オーストリア、インド、米国、ブラジル、アンカラファエリア、マダガスカルなど

日本名では、くさび石といいます。

カルシュウムとチタンを含むケイ酸塩鉱物ですが、

含まれるチタンから国際鉱物学連合によってチタナイトと命名されました。

スフェーンは命名される以前の名ですが、チタナイトよりも一般的になっています。

 

出どころ

スフェーンの歴史は比較的古く、1787年にマーク-オーガスト-ピクテによって、最初に確認されました。

スフェーンという宝石名は、ギリシャ語のsphenos(σφηνώ)から、

くさび形の結晶またはくさびを意味ししていて、これが日本名ともなっています。

この名は、1801年に鉱物学者のルネ・フュイによって命名されました。

 

マダガスカル産は主に緑色の結晶を生成し、その一部はサイズが大きく、

カナダ産は茶色と黒色の結晶を生成します。

メキシコのバハカリフォルニアは大粒、多彩で、最大4インチにおよぶ長さの黄褐色、茶色、緑色、

濃いクロムの結晶を生成し、世界の主要なスフェーン鉱床の1つになっています。

 

見どころ

宝石として、チタン石は通常、黄緑の色合いですが、茶色または黒色の場合もあります。

色の変化は鉄(Fe)の含有量により、鉄の含有量が少ないと緑と黄色になり、

鉄の含有量が多いと茶色または黒の色相になります。

 

濃い緑の色合いか濃いブラウン系に人気があって、他の宝石同様色の濃さによって価格が変動します。

ダイヤモンドを超える卓越した光の分散力と宝石随一の多色性によって高く評価されています。

また、スフェーンの高い複屈折は、内部のファセットのカット面が二重に見えてしまうほど高く、

しばしば、ボケて見えることもあるほどです。

 

わずかに動かしてみるだけで、キラキラ、キラキラと黄色、緑、クロムなどいろんな色合いで輝き

オパール同様の多色性が、宝石特有の魅力にあふれています。

 

石自体宝石の品質が珍しい上に、比較的柔らかいため、

スフェーンの宝飾品はなかなか見かけることはありません。

それでも、やはりキラキラと大きく輝くいかにもその宝石然とした佇まい故に、

ノッキングの少ないペンダントや指輪にはめ込む場合でも貴金属に深く埋め込むことによって、

ジュエリーへ使用される場合があります。

 

在庫紹介

2.615ct 瞬くきらめき イエローブラウンカラーのスフェーン

クリックすると拡大画像が見れます。 2.615ct 瞬くきらめき イエローブラウン スフェーン(日本宝石科学協会ソーティングメモ付) 鉱物名チタナイトで宝石名がスフェーンに変化する マダガスカル産スフ ...

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