基本情報
- 色: 青、白、無色
- 屈折率: 1.757~1.804
- 化学組成: BaTiSi 3 O 6
- 硬度: 6.5
- 比重: 3.6
- 結晶系: 六方晶系
- 産出場所: カリフォルニア州サンベニト、日本など
石の89%は1カラット未満で、世界4大レアストーンの一つに数えられます。
輝き鋭いブルーカラーは、サファイアに勝るともいわれています。
出どころ
1907年にアメリカ合衆国カリフォルニア州
サンベニト郡で発見され、その地名に由来しています。
そうして、カリフォルニア州は1985年に、
正式にベニトアイトを州の宝石としました。
ベニトアイトの鉱脈は、カリフォルニア州サンベニト郡の
ロサンゼルスとサンフランシスコの
ほぼ中間にある小さな鉱山クレーム(ダラスクレーム)にあります。
鉱山は、私有地で私的に管理されて、閉鎖された地区となっています。
日本でも新潟県と東京都でも見つかっています。

ベニトアイト原石
見どころ
他の宝石とは異なる多くの光学特性を備えています。
屈折率が高く、分散がダイヤモンドよりも高いため、
適切な比率にカットすると、非常に明るく鮮やかになります。
大きな結晶は、ほとんどなく、
小指の先ほどの大きさですが、
この光学的な特性のおかげで、
その存在感は、遠くからでもわかるほどです。
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